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永遠平和のために/イマヌエル・カント、 池内 紀

情報が整理され、合理的に説明されると、「真相」がわかるのか。
久しく「読む訓練」をしてきた者からいうと、語られていること以上に、
語り方が真意をあらわしているものである。時の権力者、また権力にすり寄る人々の
語り口を、少し意地悪く見張っているのも悪くない。気をつける点として、つぎの三つが
あるような気がする。

 1、主題をすりかえる。

 2、どうでもいいことにこだわる。

 3、小さな私的事実を織りこむ。

 丁度(ちょうど)いい機会だ。記念年に際して、ものものしく発表される「作文」を
採点してみてはどうだろう。池内紀
池内紀

さらにもう一つ、哲学者カントの「永遠平和のために」が背骨の役目を果たしている。二二〇年前に世に出た小さな本だが、それは長い歳月を経て国際連合を生み出すもととなり、日本の憲法においては、画期的な「九条」の基本理念となった。

恥ずかしながら池内紀さんの事は何も知りません。
しかし上記の文章を読んだ時にとても理解できました。

是非読んでみたい本でアマゾンでポチ!はたして私に理解できるのかなぁ?
でも今読まないと気が収まりません。

ということで、

by zigmund-zig | 2015-08-14 13:54 | diary